スイセンってどんな花?
皆さんこんばんは。今回はスイセンについて調べていきましょう。スイセンをご存知名前は聞いたことがあるという人は多いと思います。まだ寒い時期に開花する花です。
花々に乏しい寒い時期に風景に彩をくれる花です。では、スイセンとは一体どんな花なのでしょうか。
スイセンの特徴
スイセンは早春に花を咲かせ、春の訪れを教えてくれる球根植物です。白に黄色、ピンクやオレンジに緑などもあり、色とりどりの花を見ることができます。園芸品種はなんと数万種類にも及ぶそうです。
スイセンの原産地
スイセンはイベリア半島からヨーロッパ、北アフリカなどの地中海沿岸部に自生しており、一部の品種はギリシャから中国まで分布していて日本にも野生しています。
日本にはニホンズイセンが古くに中国から渡来したと言われています。
スイセンの開花時期
スイセンは一般的なスイセンは2月頃から4月に開花します。しかし、種類によって様々でニホンズイセンはお正月のころから咲くそうです。
スイセンには毒がある
スイセンには毒性があり葉っぱはニラに似ており、球根は玉ねぎに似ているようです。そのスイセンには毒性があり、リコリン、タゼチン、アルカロイドが含まれ、嘔吐・発汗・頭痛・昏睡状態・低体温症といった中毒症状が食べてから30分程度で発症します。誤って食べてしまうと最悪死に至ります。
スイセンの花名の由来
スイセンは漢字で水仙と書き、水辺に自生し仙人のように寿命が長く、清らかなという意味で名付けられたとされています。
学名はNarcissusとされ、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスから来ています。ナルキッソスは池に映る自分自身の姿に恋い焦がれ女神ネメシスにスイセンに姿を変えられたといいます。
スイセンの花言葉
スイセンの花言葉は「自己愛」「うぬぼれ」
この花言葉は池に映る自分の姿に恋い焦がれた美少年ナルキッソスがスイセンに変えられた話から来ています。
黄色いスイセンの花言葉「もう一度愛してほしい」「私のもとへ帰って」
これはギリシャ神話の冥界の王ハーデスの話を由来としています。冥界の王ハーデスは豊穣の女神デメテルの子供ペルセポネに一目惚れして、黄泉の国に連れ去りました。母親のデメテルの怒りと悲しみの感情から「私のもとへ帰って」という花言葉が生まれました。そして冥界の王ハーデスがペルセポネの愛を得ることができなかったことから「もう一度愛してほしい」という花言葉ができました。
白いスイセンの花言葉「尊敬」「神秘」
まとめ
スイセンの「うぬぼれ」という花言葉は個人的には少し意外でした。また、毒があるとはしませんでした。気をつけないといけませんね。
しかし、愛でる分には非常に可愛らしい花です。ガーデニングしてみたいですね。