チューリップってどんな花?
子供から大人まで誰も知っている花の一つといえば、チューリップですね。色とりどりのふっくらした花はみる人を魅了してくれます。そんなチューリップですが、どんな花なのでしょうか。
チューリップの特徴
ユリ科の花です。和名を鬱金香(うこんこう、うっこんこう)というらしいです。中央アジア~北アフリカが原産の球根植物です。現在は5000を超える品種リストが登録されているらしいです。
品種は開花期の早生と中生、晩生そして原種の4つに大別されて、そこから来歴や花形などによって15系統に分類されるそうです。
背丈は10~70cmとなり、3月下旬から5月上旬に花を咲かせます。開花期間は1~2週間ほどです。
和名の鬱金香(うこんこう)というのは、この花の香りがスパイスなどに使われるウコンのような埃臭いことに由来するとされています。近年は良い香りの品種もたくさんあるとされています。
チューリップと聞くとオランダを思い浮かべる人も多いと思います。これは原産地のトルコから16世紀ごろにオランダに伝わったり、広く生産が普及したものだそうです。
日本で販売されているチューリップの球根は、ほとんどがオランダ産のものらしいです。
日本では富山県や新潟県で大規模栽培がおこなわれているそうです。国内シェアはこの2県だけで90%以上行くようです。
チューリップの花名の由来
チューリップの属名の学名を「Tulipa(チューリッパ)」というらしいのですが、それがペルシャ語で頭巾という意味の「TULIPAN(ツルパン)」を語源としていて、頭に巻くターバンとチューリップの花の形、姿が似ていることに由来するとも言われているようです。
チューリップの花言葉
「思いやり」だそうです。
次に色別の花言葉もあるそうなのでそちらを
赤いチューリップ
「愛の告白」
白いチューリップ
「失われた愛」
ピンクのチューリップ
「愛の芽生え」「誠実な愛」
黄色いチューリップ
「望みのない恋」「名声」
紫のチューリップ
「不滅の愛」
西洋の花言葉は少し違うようで
チューリップ全般は
「理想の恋人」「名声」
赤色のチューリップは
「愛の告白」「真実の愛」「永遠の愛」「ロマンチックな愛」「私を信じて」
白いチューリップは
「許しを請う」「純粋」
ピンク色のチューリップは
「優しさ」「思いやり」「愛着」「愛情」「幸福」
黄色いチューリップは
「望みのない恋」「報われぬ恋」「明るさ」「日光」
紫色のチューリップは
「王者の風格」「気高さ」
まとめ
今では当たり前に咲いているチューリップですが、元々はオランダから来たんですね。5000種類もあるのは驚きました。
馴染み深い花ですが、調べてみると知らなかったことがたくさんありましたね。