梅ってどんな花?
皆さんこんばんは。梅干しは好きですか?好き嫌いはあれど梅干しを知らない人はほとんどいませんよね。でも梅干しは知っていても、梅の花を知らない人は結構いるのではないでしょうか。とても良い香りの花なのですが、ではそんな梅の花とはどんな花なのでしょうか。

梅の花の特徴
梅はバラ科の花なんです。そしてサクラ属に属する落葉高木です。桜の親戚なんですね。そして中国が原産とされています。初春の花どころが緑も少ない頃に見事な鮮やかな花と気持ちのいい香りを届けてくれる花です。
梅の花の匂いはとても香りがよいです。遠くからでも嗅ぐことができるくらい強く万人に好まれる香りだと思われます。

実梅と花梅
梅は大きく分けて2種類に分けられます。それが実梅と花梅です。
花梅は花を観賞することを目的に改良された品種です。花の色や咲き方、樹の形、香りなどを楽しむために作られました。八重咲のふっくらした花やピンク系統や白色などたくさんあります。実は食べるには不向きで美味しくないそうです。
実梅は果実の収穫を楽しむことを目的とされる品種の梅です。しかし実梅も香りのよい見て楽しむにも十分なものもあります。香りも果実も両方楽しめる品種を選んで庭に植えたら毎年楽しいでしょう。梅は自家受粉しにくいとされています。ですので、果実を楽しみたい場合は複数本植えるとよいらしいです。梅の実は花の後に早い段階で膨らみ、夏の早いころに丸く大きくなるようです。
梅のフォトスポット
埼玉で梅のスポットといえば、間違いなくここ、生越梅林です。埼玉県越生町にある梅林で、水戸の偕楽園、熱海梅園と比肩する関東三大梅林の一つといわれています。園内は2ヘクタールほどの広さとなっており、樹齢約650年を超える古木をはじめ、約1,000本の梅の木が植えられています。見ごろの時期には周辺地域を含めると約20,000本の梅が咲くそうです。
生越町の梅は1350年頃、九州の大宰府から現在の梅園神社に分祀した際に、菅原道真公にちなんで梅を植えたのが起源と伝えられているそうです。
明治時代になると観光地として注目を浴びることになったそうです。

まとめ
古くから当たり前にある梅干しですが、花まではなかなか知りませんでした。ちゃんと観賞用と梅干し用とに別れているのですね。
先人の努力の賜物です。頭が下がりますね。梅の花は本当に香りが良いのでぜひ鑑賞してほいと思います。