ススキってどんな花?
皆さんこんばんは。ススキはご存知ですか。秋に欠かせない日本の風物詩ですね。中秋の名月に添えられ、風情を感じさせてくれる伝統的な植物です。ではそんなススキは一体どんな花なのでしょうか。
ススキとは
ススキは、イネ科ススキ属の多年草です。日本や中国、朝鮮などが原産国とされています。ススキは昔から日本の山野などに自生してきた植物で、暑さに寒さにも非常に強い植物です。
ですので、生命力が非常に強く、放っておいても勝手に育ちます。生命力が強すぎて庭に植えると他の植物の妨げになるくらいで、庭の植物の調和メンテナンスが大変なくらいです。ススキは一度庭に植えてしまえば毎年鑑賞できます。
ススキの特徴
ススキは昔から日本の山野に自生してきた植物です。草丈は1~2mほどです。丈夫な茎を持ち葉を多数放射状に立ち上げます。葉は緑がかぎ状になっていて細長くて非常に固いです。擦れると肌を傷つけることもあります。
ススキは冬になると枯れススキと呼ばれます。それは、ススキが冬になるとドライフラワーのようになるからです。その姿は季語としても使われています。冬になると土から上の姿が見えている部分は枯れてしまいますが、春になるとまた芽吹きすくすくと育ちます。とても強い生命力に満ちています。
ススキの種類
イトススキ
草丈80cmほどで葉の幅も5mmほどと大変細いです。大変小ぶりなタイプのススキです。
屋久島ススキ
屋久島産のイトススキです。草丈は100cm程度で小ぶりです。葉の幅も3mm程度です。
シマススキ
草丈は100~200cmです。で白い斑が葉に入っています。暑さに非常に強い性質を持っています。
タカノハススキ
草丈50~80cmほどでとても小ぶりなタイプです。古くから親しまれてきた品種です。
ススキの別名
ススキの別名は「尾花」や「茅」と呼ばれます。穂が動物の尻尾に見えることから「尾花」と呼ばれます。「茅」は屋根を葺く(屋根を覆う)ために使われるイネ科の植物をまとめて「茅」と呼ぶからです。
ススキの花言葉
ススキの花言葉は「活力」「生命力」です。ススキは暑さにも寒さにも強く、とても強い生命力を持っているため、そこからこの花言葉がつけられました。
まとめ
ススキにも種類があるなんて知りませんでした。非常に生命力が強く観賞用に庭に植えるのも良さそうですね。ガーデニングに興味があるけれど、やったことがないという初心者の方に良さそうですね。